"はっきり言いましょう。 「更新ごとに保障額を下げていく10年更新は合理的」というのは詭弁です。 「必要保障額」に合わせて「収入保障型」を使うのと、無理矢理に四角い「10年更新型」の箱型定期保険を使うの..."

はっきり言いましょう。

「更新ごとに保障額を下げていく10年更新は合理的」というのは詭弁です。
「必要保障額」に合わせて「収入保障型」を使うのと、無理矢理に四角い「10年更新型」の箱型定期保険を使うのとでは、保険料が違い過ぎます。

「収入保障型」であれば毎月の保険料が3千円を切るのに、ニッセイなら8,604円、それを半分にして威張っているライフネット生命でも4,130円で、更に更新後には保障額を下げても保険料は下がらず、特にライフネット生命については50歳以降の保険料は極めて高くなります。

タバコを吸わない健康な30歳の男性が、このケースでライフネット生命に加入してしまい、そのまま30年間更新して継続してしまった場合と、非喫煙優良対割引のひまわり生命との保険料総額の比較をしてみましょう。

ライフネット生命:
(4,130円×12ヶ月×10年)+(5,842円×12ヶ月×10年)+(7,027円×12ヶ月×10年)=2,039,880円

ひまわり生命:
2,490円×12ヶ月×30年=896,400円

金額で100万円以上の差がでます。



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これもライフネットのダークサイド。日生出身者がどこでも使っている詭弁「更新ごとに保障額を下げていく10年更新は合理的」を論破。ライフネットで更新型の生保に加入するくらいなら共済にするべきなんですよね。ライフネットの副社長がよくやるのは、新書を使った”A Red Herring”作戦で、本来は最安のところと自分達の保険料を比較するべきなのに、実際には日生やアフラックと比較して自分たちのメリットを主張しているんだよね。

まあ、今のライフネットの創業経営者があと10年もたてばどんな資産を形成するか見ものですな。それ、ほとんどが「ネット専業で人件費をかけないから、保険料を半分にしました」と宣伝して加入者を募集したはずの保険料が源泉ですから。

「更新ごとに保障額を下げていく10年更新は合理的」という詭弁 「通信中学講座」生命保険編 #004生命保険の構造を知る④ - 生保のトリセツ

(via kashino)


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